シンポジウム 日本中世の「地下」社会(6/16 立教大学)

中世地下じげ文書研究会主催のシンポジウムにおいて、小さ子社刊行の薗部寿樹著『日本中世村落文書の研究』の合評会が行われます。
「春田直紀『日本中世生業史論』をめぐって」との2本立て。

以下主催者案内より========

シンポジウム
日本中世の「地下じげ」社会
―薗部寿樹の文書論と春田直紀の生業論から考える―
(事前申込不要・参加費無料)

地下文書の背景にある日本中世の生業とリテラシーについては昨年、薗部寿樹『日本中世村落文書の研究』(小さ子社)・春田直紀『日本中世生業史論』(岩波書店)が刊行された。本シンポジウムでは両書を中世前期・中世後期それぞれの視点から論評するとともに、近世史・中国法制史の専門家を招いて、中近世移行期および日中比較史への展望を示す。

日時:2019年6月16日(日) 10:00〜16:30
場所:立教大学池袋キャンパス・14号館D301教室
東京都豊島区⻄池袋3-34-1、JR池袋駅⻄⼝より徒歩7分

午前の部:薗部寿樹『日本中世村落文書の研究』をめぐって(受付開始9:30)
【趣旨説明】10:00〜10:05
佐藤雄基(立教大学文学部)
【報告】10:05〜11:30
高橋傑(慶応義塾普通部)「内容紹介+中世前期・荘園研究からみて」
坂田聡(中央大学文学部)「中世後期村落論からみて」
冨善一敏(東京大学経済学部)「近世文書管理史の側からみて」
【質疑応答】11:30〜12:30

午後の部:春田直紀『日本中世生業史論』をめぐって(受付開始13:30)
【趣旨説明】14:00〜14:05
高橋一樹(武蔵大学人文学部)
【報告】14:05〜15:30
朝比奈新(立川市)・熱田順(中央大学文学部)「内容紹介+地下文書論からみて」
田村憲美(別府大学文学部)「中世前期「在地」論からみて」
寺田浩明(京都大学法学部名誉教授)「伝統中国生業論からみて」
【質疑応答】15:30〜16:30

主催:中世地下文書研究会共催:立教大学文学部史学科
お問合せ:佐藤雄基

ポスターのpdfファイルはこちらから【日本中世の「地下」社会】